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日産GT-Rのアルミボディカスタム「R356」がふるさと納税に登場!三重県明和町が話題に

GT-Rがふるさと納税に!明和町発の究極カスタム「R356」登場

三重県明和町が、ふるさと納税の返礼品として日産GT-Rをベースにしたオリジナルカスタムカー「R356(アール・サンゴーロク)」を提供すると発表した。
GT-Rといえば、日本が誇るハイパフォーマンススポーツカーの象徴である。その名を冠した車両が自治体の返礼品として登場するのは、極めて異例の試みだ。

この「R356」は、単なるチューニングカーではない。明和町が地元の職人たちとともに立ち上げた、地方創生とものづくり支援を目的としたプロジェクトの結晶であり、
GT-Rファンのみならず、自動車文化そのものに新たな可能性を示す挑戦となっている。

■GT-Rをベースにした完全オリジナルボディ

「R356」は、R35型GT-Rをベースにしたオリジナルカスタムモデルで、最大の特徴はすべて手作業で成形されたアルミ製ボディにある。ボディパネルはカーボンではなく、熟練の職人による叩き出しで製作されており、現代の自動車製造ではほとんど見られないクラフトマンシップが注ぎ込まれている。デザインは往年のスカイラインGT-Rをオマージュしつつ、現代的なフォルムと融合。GT-Rファンだけでなく、クラシックスポーツ愛好家にも響く仕上がりとなっている。

エンジンは標準仕様の3.8リッターV6ツインターボをベースに、一部チューニングを施しながらも信頼性を確保。足回りやブレーキも専用セッティングが施され、公道走行が可能な“走る返礼品”として注目を集めている。

■地域発のモノづくりプロジェクトとしての意義

このプロジェクトは、明和町が掲げる“地域資源の再発見と発信”を目的とした地方創生の一環である。
町内には自動車部品製造や金属加工などの中小企業が多く存在しており、その技術を結集して完成したのがこのR356だ。

「地域の技術で世界に誇れるものを作りたい」という思いのもと、町と地元企業が一体となって取り組んでおり、
単なる返礼品を超えた“地域ブランド創出プロジェクト”としての意味を持つ。

■プロジェクトを支える「クルウチ」の存在

この大胆な構想を実現させた中心的存在が、明和町に拠点を置くカスタムメーカー「クルウチ(KURUICHI)」である。
旧車レストアやワンオフ製作に定評がある同社は、GT-Rをはじめとした国産スポーツカーの再生や再設計を手掛け、
“手づくりの車”を現代に蘇らせる技術で国内外のファンから支持されている。

クルウチは「R356」の企画・設計からボディ製作、最終仕上げまでを統括。
GT-Rをアルミボディ化するという前例の少ない挑戦に取り組み、軽量化と高剛性という相反する課題を見事に両立させた。

同社は単に車を仕立てるだけでなく、若手職人の育成にも力を注いでいる。
今回のプロジェクトでも、地元の若者や整備士志望の学生が製作現場を見学・参加できる仕組みを設け、
技術の継承と地域産業の活性化に貢献している。

また、部品の一部は町内企業との協業によって製作されており、
アルミパネルの成形や溶接、塗装など各工程に地元の専門業者が関わる。
完成車両には、その協力企業の名を刻んだプレートが取り付けられる予定で、
まさに「明和町が一丸となって作り上げたGT-R」といえる。

クルウチは今後、このR356を明和町発のブランドカーとして世界に発信する構想も持つ。
国内外の展示会出展や海外メディアへの情報発信も検討しており、
地方の小規模メーカーがグローバル市場に挑むモデルケースとなることを目指している。

「R356」は、クルウチの高い技術力と地域との連携が融合して誕生した“地方発スーパーカー”である。

■地方から世界へ、“走る工芸品”の挑戦

発表直後からSNSや自動車メディアで大きな話題となり、
「GT-Rをふるさと納税で手に入る時代が来た」「地方からこんな挑戦が生まれるとは」と驚きの声が相次いだ。
R356は、明和町とクルウチが共に築き上げた“地域の夢”であり、
地方の技術と情熱が世界へ挑む象徴的な存在となっている。

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